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事前公表型自己株式取得のご提案
事前公表型の自己株式取得とは
事前公表型の自己株式取得とは、大株主等からの売却が予定されている場合に、買付日の前日にあらかじめ具体的な買付内容を公表したうえで、買付けを執行するものであり、インサイダー取引規制等の問題を回避し、大株主等からまとまった数量の買付けを行うことが可能です。
- 終値取引(N-NET2)
- 自己株式立会外買付取引(N-NET3)
- ※「N-NET2」は東証「ToSTNeT-2」、「N-NET3」は東証「ToSTNeT-3」に相当します。
制度概要
項目 | N-NET2 | N-NET3 |
---|---|---|
買付数量 | 最低買付数量の規定はありません | 最低買付数量の規定はありません |
注文受付時間 | 午前8時20分~9時00分 | 午前8時20分~8時45分 |
約定成立時間 | 注文対当の都度成立 | 午前8時45分 |
買付価格 | 買付日の前日の最終値段(最終気配値段を含む。) ※重複銘柄については、最も流動性の高い市場の最終値段を買付価格として設定できます。 |
買付日の前日の最終値段(最終気配値段を含む。) ※重複銘柄については、最も流動性の高い市場の最終値段を買付価格として設定できます。 |
売買方法 | 時間優先による付け合わせ ※時間優先の付け合わせのため、他の売付注文や買付注文の発注により、予定どおりの売買ができない場合があります。 |
発行会社の買付注文に売付注文を対当させることにより、売買を成立させます。 ただし、売付数量が買付予定数量を上回った場合、委託売付注文を優先し、立会外分売と同様の方式により配分します。 |
決済 | 買付日から3日目の日 | 買付日から3日目の日 |
名証における事前公表型の自己株式取得の特徴・メリット
それぞれの方法の主なメリットは以下のとおりです。
- N-NET2を利用した買付け
時間優先による付け合せが可能です。 - N-NET3を利用した買付け
- 自己株式取得のための専門の取引です。
- 買付注文は当該買付会社からのみとなります。
※他の買付注文が入ることはありません。 - 信用取引を利用した空売りができませんので、予想外の売付注文が入りにくくなります。
なお、N-NET2又はN-NET3のどちらを利用する場合も
- 売買執行コストが、東証でのコストの約3分の1となります。
※「売買執行コスト」とは、証券会社が取引所に支払う手数料をいい、売買執行コストが安価となることにより、発行会社が証券会社に支払うコストの低減が可能となります - 重複銘柄については、最も流動性の高い市場の最終値段を買付価格として設定できます。
ご提案資料
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適時開示資料の様式例
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